見切り品のTYPE-C USBケーブルは使えるのか
ローカルな話になってしまうのですが、今日、ジェーソンの見切り品(投げ売り)コーナーでTYPE-C USBケーブルを見つけました。※「ジェーソン」とは関東に展開しているディスカウントストアです。(https://www.jason.co.jp/)
たまに異常な価格が付いている時があるのですが…
その価格は89円(税抜)です。100円ショップよりも安い…
AIR-Jの製品は一般的な家電量販店でも取り扱っている品質が比較的良いものが多いです。接続部の形状は、TYPE-C オス-オスで最近のスマホの充電ケーブルとして使えますね。一応、「3A対応」と書いてあります。
仕様は次の通りです。
製造元:AIR-J(エアージェイ)
型番:UKJ-CTC 100 BK
形状:Type-C オス-オス
ケーブル長:100cm
転送規格:USB 2.0
恐らく、形状はType-Cですが転送速度がUSB2.0という古い規格であるから、この価格になっているのでしょうね。スマホの動画や画像も4K以上が当たり前となり、扱うデータ量が多くなっているので、USB2.0の理論上の最大転送速度480Mbpsは遅すぎます。
それでも、充電のためのケーブルとして使う分には申し分ないはず。
コネクタ部分は100円ショップのような作りではなく、しっかりと強度が保たれています。ケーブル部分は太く、取り回しはイマイチですが、比較的柔らかいケーブルなので悪くは無いです。
コネクタ部分は厚みがあるので、接続するデバイスによっては干渉して差し込みにくいということも出てくるかもしれません。
では、実際に急速充電に使えるんでしょうか。
Air-J の USBケーブル
Anker の USBケーブル
比較のためにAnkerのUSBケーブルで充電したときのスクショも貼っています。測定するデバイスがスマホなのであまり正確ではありませんが確認してみました。
この機種はASUS ZE620KLで、右上のバッテリー残量表示に「+」が付くと5Vの急速充電、「++」が付くとUSB PDやQuick Charge 3.0で充電されていることを表しています。
なお、充電器はUSB PDで最大60Wの出力まで対応しているAnkerのPowerPort Atom PD 2です。
どちらも右上のバッテリーマークに「++」と表示されています。このことから、USB PDで充電できるケーブルであることが分かります。
充電ケーブルとしては申し分ないです。高品質でUSB PDに対応したケーブルが89円で買えたならば、結構お得な買い物だったようです。(充電ケーブルは消耗品ですし、安かったので2つ買ってしまいました。)