GoPro 7 Blackにマクロレンズを取り付ける
小型アクションカメラのGoProは、開放感のある遠景を撮影するときには役立つのですが、近くの被写体に寄りたいときにはイマイチです。
植物の定点観測カメラなど、画質は下がるけど、どうしても寄って撮りたいときに使える後付けのマクロレンズを購入してみました。価格が1,800円程度なので、品質は期待していません。
今回購入したのはこちら


含まれている内容物はレンズ本体とマウントアダプタの2つです。簡易包装で緩衝材などはありませんでした。
このマクロレンズはGoPro5用として商品名が付いていますが、所持している機種はGoPro 7 Blackです。購入時の商品説明に互換性があるということで購入してみましたが、どうでしょうか。この後で取り付けてみます。


10倍拡大鏡と書いてありますね。レンズ径は52mmで他のGoPro社外品などのマウントと共通で使えそうです。マウントアダプタ、レンズ自体のキズやゆがみは無く、良好な状態です。

マウントアダプタはこのような形です。GoProのレンズ枠部分に嵌め込んで使用します。


GoPro7 Blackに取り付けてみました。マウントアダプタの精度はかなり良くて、緩みはありません。

私の場合、熱暴走を避けるためにヒートシンクをGoPro7 Blackのレンズ下部に取り付けていましたが、ギリギリ干渉せずに取り付けられました。ヒートシンクを付けている方は注意してください。
撮影範囲を簡単に比較してみる

被写体にどの程度近寄れるようになったのか、簡単にチェックしてみます。


左側はマクロレンズを装着、右側は未装着です。
マクロレンズを装着すると箱に書かれている文字やバーコードが手前側は少しぼやけ、奥側は比較的くっきりと見えています。しかし、箱が樽型に収差しています。画像の歪みは大きいです。未装着のGoPro7 Blackは全体的にピントがあっていません。


最後に
結果的には価格に対して、機能は満たしているのではないでしょうか。収差が許容範囲であれば、使えるものであると思います。また、レンズやマウントアダプタの強度は高く長期間の使用であっても問題無さそうです。