ゲーミングチェア AK Racing Nitro V2の購入したキッカケ
今年に入ってから、働き方の流れ(テレワークは元々ありましたが、本流ではありませんでした。)がガラッと変わってしまい、現在進行中の「With COVID-19」だけでなく、「After COVID-19」もしばらくテレワークが多くなりそうです。今まで使っていた安物の丸イスでは、流石にお尻が痛くなり、長く座ってられないため、思い切って良いチェアを購入することにしました。
アウトレットや中古の高級オフィスチェアなども検討しましたが、座面の潰れや状態の良いものがありませんでした。既に同じことを考えている人が多いのか、アウトレットや中古のチェアは在庫が少なくなっているそうです。
まともなオフィスチェアは安くて8万台と高過ぎる、ノーブランドの1~2万円台の安いチェアは過去の経験からすぐにレザー部分が破れたり、がたつきが出てくる。最終的には予算内に収まり、オフィスワークにも使えるゲーミングチェアとして、AK Racing Nitro V2を購入しました。
ミドルクラスのゲーミングチェアだけあって、丁寧な組立説明書が付属しています。これから購入される方の参考として、よりイメージが付くように、到着から組み立ての様子を写真と一緒に説明していきたいと思います。
1 到着から開梱まで
AK Racing Nitro V2は、組み立て式のチェアです。梱包されている段ボール箱のサイズは予想通り、玄関を塞いでしまうほどの大きさです。
段ボール箱を開けるとこのような形でパッキングされています。緩衝材などは必要最低限でしょうか。しっかりと内容物が保護されているのであれば、ゴミが少なくて助かります。
キャスターやボルト類は、更に小さい段ボール箱に全て含まれています。取扱説明書と組立説明書もありますね。写真入りのカラー印刷で分かりやすいです。
2 開梱からチェア上部組立まで
まずは不要な緩衝材やポリ袋を外します。
座面の左右2か所ずつ合計4か所のボルトを取り外します。
このボルトは後工程で取り付ける背シートを固定する部品です。
穴と穴の間にレザーの切れ込み部分がありますが、不良品ではなく、背シートの取り付けに必要な加工です。完成後は見えなくなる箇所です。
座面と背シートの可動部を合わせて、前工程で外したボルトを付属の六角レンチで締め付けます。左右2か所ずつで合計4か所です。
ボルトは、1か所ずつ強く締めると部品やボルトの破損、ぐらつきの原因になる場合がありますので、4か所をそれぞれ軽く締めながら、均等に力が掛かるようにしてください。最後にしっかりと固定されるまで締め付けます。
続いて、背シート可動部のアーム部分にカバーを取り付けます。カバーを可動部の金属部分に被せて、左右1か所ずつ合計2か所のボルトを締めます。このボルトを締めるとき、樹脂で出来ているカバーが割れてしまいますので締め過ぎないでください。荷重が掛かる部分でも無いので軽く締める程度で問題ありません。
細かいところですが、部品の加工に気になるバリがありました。今回は許容範囲であるし、隠れる部分なので問題はありませんでしたが、組み立てる前に部品の割れや大きな傷が無いか全体をチェックしておいたほうが後悔しなくて済みます。
次に背シートの可動部左側にカバーを取り付けます。右側は元々取り付けられていました。
3 チェア上部組立からチェア下部組立まで
画像が見切れてしまっていますが、座面の裏側にある4か所のボルトを取り外します。アームレストを固定しているボルトではありませんので注意してください。
取り外したボルト穴に合わせて、チェアの高さを調整するシリンダーの固定台を取り付けます。
ここでもボルトは4か所均等に軽く締め付けながら、最後に本締めしてください。(対角線上に締めると良いです。)
ガスシリンダーにカバーを取り付けます。
シリンダー固定台にガスシリンダーを取り付けます。ボルトなどは無く、取付穴に押し込むだけです。
キャスターを5本脚のベースに取り付けます。
キャスターの取り付けは結構な力が要ります。しっかりと5本脚のベースを固定して、体重を掛けて差し込んでください。無理な力を入れて、床を傷つけたり、怪我をしないように注意してください。この工程が一番大変でした。
最後にガスシリンダーに5本脚のベースを差し込みます。
4 チェア下部組立から完成まで
ランバーサポートを取り付けます。ベルトのバックルを座面と背シートの隙間から通します。もう一方のベルトは背シートの上部の穴に通します。それぞれのベルトを接続して終わりです。高さは自分の好み変えられます。
ヘッドレストを取り付けます。高さを合わせて、クリップで固定します。クリップが外れないように位置を中心にずらして調整してください。
5 完成
組立式の家具は何度か作ったことがありますが、AK Racing Nitro V2は比較的手順も少なくて分かりやすいほうだと思います。一人でも組み立てられますが、いくつかの工程で押さえながら進める部分もありますので、可能ならば、二人で組み立てたほうが良いでしょう。力に自信の無い女性が一人で組み立てるときは、5本脚のベースにキャスターを差し込む工程が大変かもしれません。
ちなみにリクライニングは、ほぼフラットになります。後ろに倒れそうで怖いですが、思ったより安定していて、よほど体重を掛けなければ大丈夫です。
これでテレワークが捗りそうです!